【一人旅*トルコ】カワイイとんがり屋根が建ち並ぶ村~ハラン(Harran)~

image トルコ
@yume.tabi

神秘的でエキゾチックな国トルコを21日間かけて周遊した際に訪れた場所。

今回は、~カワイイとんがり屋根が建ち並ぶ村~「ハラン(Harran)」観光についてです。

ハラン(Harran)について

「アブラハム」ゆかりの地として知られ、アブラハムがパレスティナのカナンの地に移る前に住んだとされている場所です。

 ハランの位置

トルコ南東部の小さな村で、首都アンカラから南東へ約800㎞、シャンルウルファ(Sanli Urfa)の街から南東へ約40㎞程の場所に位置しています。

シリアとの国境からはわずか20㎞程。近年のシリア情勢を考えると不安な場所。旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで安全情報について確認をしてください。

ハランへの行き方

ハラン(Harran)観光の拠点となるのは、南東部の中心的都市シャンルウルファ(Sanli Urfa)になります。
なのでまずは、シャンルウルファを目指します。アンカラやイスタンブールからの出発なら、飛行機(トルコ航空)で約1時間半~2時間ほど。

シャンルウルファ⇒ハラン間は、ミニバン利用で約1時間ほど。シャンルウルファ発の半日ツアーで行くことも可能。

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とんがり屋根の建物について

木材を一切使わず、泥とレンガだけで造られる、伝統的なドーム屋根の「ビーハイブ・ハウス」(蜂の巣箱状住宅)というものだそうです。この形状は、中が涼しく、真夏は50℃にもなる、ものすごく暑いこの地でも快適に過ごせるようになっているのです。基本的な設計は、3000年以上も前から変わっていないそうです。

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1980年ごろまでは住居として使用されていたそうですが、現在は観光客向けの展示用だけが残り、ほとんどの住民は遺跡から2km離れた新しい村で暮らしています。

ハラン(Harran)観光

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ハラン観光といっても小さな村で、前述した伝統的なとんがり屋根の家屋と、古代都市ハッラーンの遺跡ぐらいしか見るものはありません。

ハランの子ども達

ハランに到着してミニバンをおり、とんがり屋根のある方へ歩いていると、小さな男の子と女の子が「マダム、観光案内してあげる」と近づいてきました。たぶん姉弟。

断っても、断っても着いてきて、英語で話しかけてきました。ちょっと可哀想でしたが・・・貧しいこの村ではよくあることのようで、子供に限らず、大人も観光客をみつけると近づいてガイドを申し出てくるようです。

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他にも、「マネー、マネー」と近づいてくる子供たちもいて、「ないよ」っていうと、叩いたり、石を投げたりする子もいて、ちょっと複雑な気持ちに。

他の国でも、ねだられてたりすることはあっても、石を投げられたのは初めてでかなり戸惑いましたが、怒ることもできずにその場を離れました。

観光客からお金をもらえることもあるのでしょう・・・貧しい子供たちにとっては生きるために必死なのかもしれませんが。

もちろん、すべての子ども達ではなく、出会ったごく一部の子ども達です。ほとんどの子供たちは、屈託のない笑顔でコチラをみてきたり、手を振ってきたりして、ほんと可愛い子ばかりなので安心してください。

「ビーハイブ・ハウス」を見学

観光客のための展示用「ビーハイブ・ハウス」を見学。

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とんがり屋根の内側見上げるとこんな感じになってました。

この日も、太陽が照り付けてものすごく暑かったですが、中に入ってみると、ほんとにひんやりしてて涼しい空間でした。昔の人の知恵にはほんと驚かされます。

古代都市ハッラーンの遺跡

11世紀頃までは、この地方の主要都市としてかなり繁栄し、天文学や医学などが栄え、学問の中心地として活躍していたそうです。しかし、11世紀末の十字軍による破壊と、その後のモンゴル軍による襲撃のよって、町は廃墟化。

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遺跡は、ほんの一部しか残っておりません。しかし近年、非常に貴重な考古遺跡として、古代都市の発掘を少しづつながら進めているようです。

ハランの雰囲気

シリアの国境に近いので、正直もっとピリピリした雰囲気なのかと懸念していましたが、この地はのどかのよう。

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ただ、暑すぎて長居はできない。ハラン観光は2時間ほどして、早々にシャンルウルファに戻りました。

ハランはかなり辺鄙なところにあるので、ハラン観光のためにだけにこの地まで来るのは難しいですが、トルコ南東部の中心的都市でもあるシャンルウルファと合わせて、トルコの歴史を感じに訪ねてはいかがでしょうか。